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高橋コヤマ
(広島の原爆を題材にした漫画を描いたことで)出版後、反響が大きいのに驚いて、時として「戦争もの」さらに「反戦もの」として捉えられた事にもっと驚いた。というのも、わたしが描いたのは、原爆特有の、戦後の後遺症の部分だけだったからだ。 原爆ものと戦争ものは、重なる部分はあるが別種のものだとわたしは思っている。 まず、周囲の望む「受容の場」が違う。戦争ものはその他の漫画とそう変わらない。しかし原爆ものとなると急に、この作品を「世界に」届ける届けないで大騒ぎになる(後略) つづき (中略) 見聞きした戦争ものは大抵こんな結論に導かれる。「戦争で死んだ人達はこんなにかわいそうでした。戦争は愛している人やものを奪います。世界の人はみんな等しく素晴らしいのだから、だれ一人、戦争なんかで死なせてはいけないね」。それに対しわたし達は「不謹慎」という言葉に縛られて質問もせず、空気を読んで「わたしたちは恵まれています。こんなことは二度とあってはならないと思いました」と決まった答えを不自由になぞらされる事になる。しかし、残念ながら、この結論の魅力をそっくりそのまま下の世代に伝え続けるほどには、わたしはこれを理解出来ていない気がする。
2026.4.24 20:46
だからたぶん、こうのさんの作品は好きなんだろうなと思ったんですよね(彼女もエッセイで似たようなことを書いていて、本当に私は嬉しくなった)
せっかくなのでちょっと引用しておく
(こうの史代『平凡倶楽部』「戦争を描くという事」)
このへん強くのこってるとこなんですけど、やっぱこうのさんのエッセイだと「戦争を描くという事」のぜんたいが一番好き ホント機会があったら読んでみてそ